2022.05.23更新

 

みなさんは食いしばりを自覚したことはありますか?

歯を食いしばるだけでは体への悪影響が出ることなんてないと思うかもしれませんが、実は無意識におこなっている食いしばりでは体重の約2倍ほどの大きな負担がかかっているのです。

 

【食いしばりの主な原因】

・力仕事やスポーツをしている

・睡眠中や何かに集中している時

・噛み合わせが悪い

・精神的なストレス         など

 

【食いしばりをそのままにしておくと】

・歯が割れてしまうことがある

・亀裂が入ったり、歯茎が腫れて知覚過敏を起こすことがある

・詰め物や被せ物が欠けることがある

・顎関節症を起こすことがある    など

 

【食いしばりを防ぐには】

・マウスピースを装着する

・日常生活で食いしばりを意識する

・ストレスを溜めないよう心掛ける

・噛み合わせが悪い場合は矯正治療など

 

実際に私も無意識のうちに歯ぎしり・食いしばりの癖がありますが、就寝時にはマウスピースを使用して、日中もなるべく意識をするよう心掛けています。

みなさんも知らない間に同じような症状が起こってはいませんか?

早めに対処してあげるのが今後の口腔内環境に影響しますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

 

、

2022.05.09更新

妊娠性歯肉炎とは
妊娠中の女性の方に多くみられる歯肉炎です。

原因としてはエストロゲンやプロゲステロンというホルモンの分泌が盛んになり、このホルモンを好む細菌が増えることにより引き起こるとされています。

菌
必ずしも妊娠性歯肉炎に引き起こす訳ではなく
代謝の異常やセルフケア不足など、なんらかの原因や刺激があり発病します。

妊娠初期〜中期は歯茎の腫れや出血が見られ、
後期では口臭を伴うことも!
実は妊娠後も歯肉炎が続くことはとても多いんです。

妊娠中に歯周病が進行してしまうと、
早産や低体重児出生など、お腹の赤ちゃんにまで影響を及ぼすことがあります。

妊娠性歯肉炎を発症しない為には
歯周病と同じく、お口の中の清潔を保つことが重要です。

妊婦

中にはつわりがひどく、歯磨きが難しい場合もあると思います。
出産後は育児でより忙しくなり歯科医院への受診もままならないですよね。
なので安定期に入ったら1度検診へお越しください。
妊娠中も無理のない範囲でセルフケアを頑張ってみてくださいね!( ´-`)

2022.04.27更新

こんにちは

院長の千葉です。

先日、両親の喜寿と古希のお祝いをしました。

2人とも、これまで特に大きな病気もなく健康ですが、ある共通点があります。

それは”お口の中が健康である”ことです。

77歳のなる父は、欠損している歯は2本(中学時代に抜いたとのこと)、70歳になる母は、すべて永久歯が残っており抜いた歯はありません。

実際に歯がない高齢者は、しっかり歯が残っている高齢者に比べ、倍以上、認知症になりやすいというデータもあり、お口の健康と体の健康は密接につながっているのです。

そんな両親の子である私も、昔から歯は丈夫で成人してからも定期的な歯の検診とクリーニング以外、歯の治療は受けていません。

ケーキ

これからも、2人の健康を願うとともに、丈夫な体に生んでくれたことに感謝します。

 

 

 

2022.04.05更新

 

こんにちは♪

最近は寒かったり暖かかったり気温の差が大きいですねtears
皆さん風邪など引かないように気をつけてくださいね!

 

今はコロナ禍でマスク生活が続いておりますがマスクをしている分口臭が気になる!なんて方は多いのではないでしょうか?

 

 

口臭には様々な原因があって

 

磨き残しなどで臭いが発生する事もあれば歯周病が原因ということもあります。
これは、お口の中にある食べカスなどを細菌が分解・発酵する過程で発生するガスが口臭として現れているのですun

 

口臭

 

また、唾液の量が減少すると口臭も強くなります。
例えば緊張したりストレスがかかっている時、夜寝ている間は唾液量が減少します。
朝起きた時に口臭を感じたりする方はかなり多いのではないでしょうか?


これは磨き残しが原因な訳ではなく、唾液の中にはお口の中を洗浄・自浄する力があり唾液が減ることにより自浄作用が低下して細菌が増えてしまうしまうことが原因で起きるのです!

 

一概に口臭と言っても様々な要因がありますが、

お口の中の清掃状態が良好でかつ健康的であれば口臭は予防することができます!
唾液量が減っている時はこまめに水分を取ったりお口の中をできるだけ乾燥させないことが大切ですpencil2
今一度セルフセアに力を入れてしっかり口臭予防していきましょう♪

 

歯

 

 

 

あとは最近注目されている舌磨き!
これも口臭予防の一つで舌の上には舌苔と呼ばれる汚れが付着しています。
これを取り除くことでお口の中の細菌数が減り口臭予防としてもとても高い効果が出るので皆さんぜひやってみてください^ ^

2022.03.22更新

 春雨の降り続くこのごろ、お変わりありませんでしょうか。

 昨今の世界情勢のあおりを受けて、歯の治療に使う銀歯の材料となる金属・パラジウムの供給が心配されるなどのニュースが世間を騒がせています。

gimba

一般的に保険の銀歯で使用される金属は12%金パラと呼ばれる合金で、パラジウムを使用します。

近年、もともと金属の値段が上昇しており、国の財源を医療費が圧迫しないようにというのや、金属アレルギーの問題からメタルフリー治療といういままでの金属を使わない治療というのが進められて来てはいました。

そのためCAD/CAM冠という金属を使わない被せ物が保険適応になったりという流れがありました。

さらに、2020年の6月からいままで使っていた金パラという種類の金属ではなく、入れ歯や人口関節など医療の分野で使われていたチタンという金属の被せ物が奥歯(大臼歯のみ)で保険適応になりました。

チタン

チタンは加工が難しいという欠点があってあまり使われてきていないのが実情でしたが、パラジウムの供給不安から注目が集まっているようです。

 

それぞれの被せ物には利点欠点があるので、きちんと説明をして患者さん一人ひとりにあったものを提案させていただけたらと思います。

 

2022.03.08更新

みなさんこんにちは

2022.02.17更新

セラミック治療を行った症例のご紹介です。

30代のこの患者さんは、生まれつき右上の犬歯(前から3番目の歯、写真では左側に見えるほう)がなく、乳歯が残っていましたが、いよいよもたなくなり、抜歯をすることとなりました。

<術前写真>

術前1

術前2

このような場合、第一選択としては、インプラント治療となります。

しかしこのケースでは、インプラントを埋め込むスペースが足りないために、矯正治療の併用が必要でした。

患者さんは、期間的、費用的に制約があり、できるだけ短期間で、かつ最小限の治療を望まれました。

その希望を受け、今回は必要最小限の範囲をセラミックで治す方法を選びました。

<術後写真>

術後1

術後2

本来、審美的な面からすると、左右対称に治療するほうがよりきれいになりますが、最小限の範囲でとの患者さんの希望に合わせ、今回は右側の前から4本をセラミックで治しました。

前から2番目の歯のねじれも治り、非常に満足されました。

当院では、患者さんのご希望に合わせ、その方にとっての最善の治療を行っております。

お気軽にご相談ください。

2022.02.06更新

こんにちは!
寒さがまた一段と増す季節となりました。
この時期は乾燥も気になるのでより一層予防に気を配ってお過ごし下さい。


さて、今回は就寝時の歯ぎしり解消法をご紹介したいと思います。

 

就寝時の歯ぎしりは歯周病や顎関節症、肩こり頭痛など体の不調の原因となると言われており、特に毎晩ぎりぎりと音の出るような歯ぎしりが続いている方は要注意です。

 

歯ぎしりの解消方法

・枕の高さに気をつける

高い枕で寝ると顎が圧迫され歯ぎしりが起こりやすいため、枕は高くせず寝返りの打ちやすい姿勢で眠りましょう。

・ストレッチ
就寝前に軽くストレッチなどをして、筋肉の緊張をほぐして下さい。


・ナイトガードの装着

 

ナイトガードを装着し上下の歯が直接当たらないようになることで、歯ぎしりの力の分散や歯のすり減り防止ができます。

 

みなさんも自分に合う予防法で対策してみて下さいね。

 

2022.01.17更新

寒に入り寒さが厳しくなってまいりました。みなさま体調に気を付けて過ごしてくださいね。

 

よくいろんな勉強会で話題があがるNCCLという言葉があります。

非う蝕性歯頸部歯質欠損(Noncarious Cervical Lesion)という意味でむし歯ではないのに歯が欠損していくものです。

 

日本だとWSD 楔上欠損(Wedge Shaped Defect)という病名がついて知られています。

nccl

 

原因はさまざまな要素が絡んでくるためはっきりとしないところもあるのですが、影響が大きいと考えられているのが歯ぎしりやすり減りなどと言われています。

 

むし歯ではないのに歯がしみる原因になったり、磨きにくいということで埋める治療がされたり、歯茎が下がっているところでは歯周外科という手術をしたりなどがあります。

NCCLの形態について皿型、U型、くさび型、V型、混合型があるなど学びました。

 

医療の知識や技術はどんどん新しくなっていくので日々の研鑽が大切だと感じました。

少しでもよりよい治療を届けられたらと思って精進しております。

 

2022.01.06更新

 

あけましておめでとうございます。

 

お正月

 

当院は昨日から新年の診療が始まりました。

あけましておめでとう、と声をかけて下さる患者様もいて

とっても嬉しいですtigerglitter

 

 

この前までクリスマスツリーを飾っていた待合室も

年が明けてお正月のお飾りへ。

 

お正月2

 

お正月3

 

週替わりのお花もお正月仕様glitter

 

 

2022年も、ちば歯科診療室を

どうぞよろしくお願いしますflower2

 

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