2018.05.19更新

陽射しの中にも夏の気配が感じられ日中は汗ばむくらいの陽気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

こうも暑いと冷たいものを口に含む機会も多いのではないでしょうか。

そんなときに歯がキーンとしみてしまうことはありませんか。どうして歯がしみてしまうのでしょうか。

 

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歯がしみる主な原因

1.むし歯(う蝕)

2.知覚過敏

3.歯周病

 

様々な要素が複合的に関わってくることが多いので、一概には言えませんがよくある症状としてはこれらが考えられます。

 


 

1.むし歯

みなさんも歯がしみるときに一番に思いつくのがこれではないでしょうか。

歯に黒い大きな穴が空いていればすぐにわかると思いますが、それ以外にも歯と歯の間や、一度治療した詰め物の中がむし歯になってしみてくることがよくあります。

二次カリエス

白い詰め物のきわの部分からむし歯が広がっています。

また冷たいものだけでなく、逆に温かいものがしみるようになってきたらむし歯はかなり進行してきています。

 

2.知覚過敏

むし歯ではないのに歯がしみることもあります。特に、噛み合わせの問題などで噛む力が強い人に多くみられます。

歯と歯が擦れてエナメル質と言われる歯の表面の硬い層が削れてしまったり、

咬耗

強い咬合力や強いブラッシング圧により歯の根元がえぐれたように削れてしまったりして、

WSD

歯の中の神経まで刺激が伝わってしまうことによりしみてきてしまいます。

歯ブラシをしたときにしみることもよくあります。

糸切り歯(犬歯)、前から4番目5番目の奥歯(小臼歯)などによく見られます。

 

3.歯周病

先ほどの知覚過敏と似たような状態ですが、歯周病でも歯がしみてくることがあります。

歯周炎

このように歯茎が腫れぼったくなっていると歯がしみると感じることがあります。

根面露出

また、このように歯周病が進行して歯茎が下がってくると歯の根元がでてきてそこがしみるということもあります。

歯周病は一度進行してしまうと元通りには戻りません。自覚症状も少ないので早めに受診し、歯周病を予防していくことが大切です。

 

他にも、歯医者さんで歯石取りやホワイトニングをしたあとや、ジュースやお酢など強い酸性のものを飲んだりしていてもしみるようになることがあります。

 

キーンと症状がありましたら、そのままにしておかず歯医者に通って暑い夏を迎えられるようにしていきましょう。

 

歯科医師 田中

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