2021.03.08更新

 風に冷たさの残る浅春の折、ご清祥にお暮らしでしょうか。

 

 先日患者さんから「銀歯の治療をしたところも虫歯になるんですか」と聞かれました。

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 むし歯の治療をしたからこの歯はもう安心と思う気持ちもわかりますが、実はそうではないのです。逆に、一度むし歯になってしまった歯というのはむし歯になるリスクが高いのです。

 まず、第一にむし歯になってしまった歯ということは普段からきちんと磨けていない歯ということになります。奥歯の深いところだったり、歯と歯の間だったりと磨くのが難しいところというのはあります。

 また、詰め物や被せ物には必ず元の歯との継ぎ目があります。この部分にはどうしても大なり小なり段差や微細な溝ができます。金属の詰め物やセメントが腐食したり変化したりして生じた隙間の部分や、樹脂の詰め物が水分を吸収して合わなくなってしまったりする部分等にもむし歯は生じやすくなります。

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 他には神経を取って被せ物をしている歯は、神経の残っている歯のように冷たいものがしみるといったむし歯の初期の自覚症状がないので、中でむし歯が進んでしまっていても気が付かず、気が付いたときにはむし歯がかなり進行してしまうということもあります。

 こういったことを避けるためには、まずむし歯を作らないようにお口の中の清潔を保ち、しっかり定期健診やクリーニングを行っていくということが重要になります。

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 また、被せ物や詰め物をする際にもセラミックやジルコニアといった種類の治療は劣化しにくいため見た目が良いだけでなく再度むし歯になってしまうことの予防にもなります。

セラミック

 ご自身の歯を長持ちさせるためにはしっかりしたケアと治療が必要なんですね。

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